WordPressを始める方法3つ
2017年末に書いた記事のアーカイブです。
WordPressはブラウザ上でサイトの編集が可能となるソフトウェアです。WordPressをダウンロードして得られたフォルダ(1つのはず)をFTPなどで自分のサイトのデータがあるサーバにアップロードすると使うことができます。ただし、空のフォルダ(wpとかで名前をつけるとよい)内にアップロードしてください。実際に使うには、
サイトのURL/WordPressをアップロードしたフォルダ名(wpとか)/
にアクセスすると使えます。上記のURLがサイトの管理画面になるというイメージです。クライアント側のWordPressからサーバのデータをいじるのではなく、自分がサーバにアクセスしてそこにあるWordPressを使用してデータをいじるということになります。
ただし、どんなサイトにもWordPressが使えるわけではありません。WordPress自体はPHPで書かれているため、PHPが使えるサーバでないと動きません。また、WordPressのデータの一部はMySQLを使用して作られるデータベースに保存されるため、MySQLが使えるサーバでないとWordPressは動きません。
さて、実際に使いたいとなったときにどうするかですが、今回は3つ選択肢を紹介します。
・簡単にWordPressを導入できる、既に使えるようになっているサーバーをレンタル
サーバー管理画面のボタンを押すだけでWordPressが使えるようになる、あるいは既に使えるようになっているレンタルサーバーが存在します。恐らくこれが最も簡単なWordPressの始め方でしょう。さくらレンタルサーバーなどの有料プランはもちろん、中には無料プランも存在します。
・FTP等で自分のサイトにWordPressのファイルをアップロードして使う
WordPressを公式サイトからダウンロードして、そのファイルを自分のサイトのあるサーバーにアップロードすれば使用することができます。ただし、WordPressが使えるかどうかはサーバーによるので注意してください(検索すればそのサーバーで使えるかどうかわかると思います)。上に記述した通りの最も一般的な導入方法です。サイトの運営に慣れている人にとっては、先ほどの選択肢よりも簡単に感じるかもしれません。
・XAMPPを用いてWordPressをローカルで動かす。
WordPressは使いたいけど、それで作ったサイトを公開したくない、WordPress自体のカスタマイズをしたいといった場合は、XAMPPというソフトウェアを使ってローカル環境を構築することで、WordPressを使えるようになります。何か失敗しても簡単にやり直せるので、思い切ってWordPressを使い尽くせます。